わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった⁉︎)2 感想 ★★★

2020.8

今回は、わたなれ2巻です。

ラブコメらしく2巻では琴紗月回となっていました。クールで気難しそうな紗月の過去や真相を知ると、可愛い部分も見えてきました。

太陽のような存在な真唯に対して、名前の通り月に喩えられる紗月。まぁれな子は2人の関係に巻き込まれただけな感もありますが、当人は友達になれて良かったとだけ思ってそう()

あらすじ

真唯とれな子の関係はれまフレとして落ち着いた。かに見えたが、真唯がグイグイ来るのは変わっていなかった。

仲直りした2人に対して、前回の騒動の中で真唯による紗月への「だって君、私のことが好きだろう?」発言から、こちらは冷戦真っ只中であった。復讐を誓う紗月は2週間れな子に付き合って欲しいと言い出して…。

感想

何かちゃんとヒロイン攻略してるって事になるのかなぁ笑。

紗月さんは何と言ってもギャップ萌えだと思いますが、ある意味で真唯被害者の会の筆頭であり、人生歪まされた感が強い。

さらに、今回れな子によって女同士という禁忌の味を知ってしまった風でもあり、悪女のようなキャラクターだったなと思います。

ま、そもそも百合旋風を巻き起こした元凶は真唯なんですけど…笑。

元々紗月はれな子にあまり興味がないといった態度であり、寧ろ高校デビューを見抜いているようなクールさで、同じグループとは言えれな子とは距離を置いているように見えました。

それが急にれな子と接近したのは、勿論真唯への当て付けです。恋愛感情はないけれど、真唯のお気に入りを籠絡すればダメージを与えられる、みたいな。

そんな出汁に使われるれな子でしたが、今回は2人の仲人として頑張ってました。幼馴染の2人は本来仲良くなれる筈であり、そんな2人とちゃんと友達になりたいと。

そんな頑張りが妹に二股疑惑される流れは面白かったです。

その実、紗月は真唯の為に自分の信念を曲げるほど好きなのに、それが歪んで伝わっているといった釦の掛け違いでしかなく、誤解が解けた終盤は歩み寄っていたように思います。

今回仲直りの為に多少我慢していた真唯はれな子の膝枕をゲット!良かったね。

紗月から見れば、何をしても勝てない相手というのは目の上の瘤であり、いつも苦虫を噛み潰していたでしょうが、れな子の激励もあってかテストで真唯に勝てたのは、長いトンネルを抜けた気分だった事でしょう。

紗月のギャップに関しては、シングルマザーで家が貧乏だった事やそれに伴うドーナツ店でアルバイトしている事でした。

人見知りしそうなのに接客業は中々に意外。それでも地頭は良いのもあって、上手くやれてるようでした。

お淑やかなようで、Sっ気もある紗月さんはれな子によってキスの味を知ってしまった訳ですが、めちゃくちゃ仲が良くなったかと言うとそうでもなく。

何せれな子は紗月には敬語で話してますし、甘織呼びも紗月のみ。

しっかし花の乙女3人がFPSでれな子の貞操を掛けて戦うって凄い絵面だ()

 

今回のbest words

キスなんてしょっちゅうしているし。別に初めてでもないわ。三億回はしているわよ (p.154 紗月)

 

あとがき

次回は紫陽花さん回になりそうで1番楽しみかも。すれ違い感が好き。夏休みに家に遊びに行くという伏線もあります。

2巻まで読んできてまだ刺さってないので、わたなれはスロースターターなのかも知れない。まだ最新刊まで8巻分あるので、どこかでブレイクして欲しい。