デート・ア・ライブ3 狂三キラー 感想

2011.11

今回は、デアラ3巻です。

第3の精霊〈ナイトメア〉、時崎狂三の登場。これまでの十香や四糸乃とは違って、殺人を平気でする残虐な面を持つ精霊と対峙した時、それでも救いたいと思えるのか。

シリーズ初の次回に続くを発動。

あらすじ

「わたくし、精霊ですのよ」

士道と同じクラスに転入してきた時崎狂三は自己紹介でそう告げた。士道は狂三の動向を探りながら好感度の上昇に努めるが、狂三の目的とは…?

ASTに派遣されて来た崇宮真那。その実力は折紙さえも凌駕するほどであったが、士道を兄として認識する以外ここ数年以前の記憶を失っているようで…。

感想

今回は後半に掛けて尺が足りず、狂三をデレさせる以前の話の進み具合でしたが、最後に琴里が精霊として?助太刀に現れるという、怒涛の展開となってました。

折紙の因縁の相手?だとか、士道が琴里を封印した?とか予想は付きますが、そうなってくると琴里の出自も気になってきますね。そもそも精霊はどうやって生まれる?とかも。

尺が足りなかった理由は、中盤に士道がトリプルブッキングをやってたからでした笑。30分刻みで十香、折紙、狂三を相手にデートをするという。こういうのは大抵食事で地獄を見るパターンですね笑。

どっかで見たなと思って当サイト内の検索窓に"トリプル"と打ち込んだところ、二番目彼女でした。確かに似たような展開だった…。

似てると言えば、禁書にも寄せたのかなぁと思える要素がいくつかありました。真那の喋り方なんかはアニェーゼだし、狂三を大量に殺す様子はレディオノイズ計画を彷彿とさせました。

その真那に関しては、令音の調査で士道の妹との確証が出てました。また、DEM(デウス・エクス・マキナ)社というASTの戦闘器具である顕現装置の製造会社所属で、過度な魔力処理で寿命が10年ほどらしい。

圧倒的な強さは寿命の代償とは言え、本人はそれを認知していないらしく、何らかの陰謀が絡んでいるのを予想させます。記憶云々も後遺症の可能性もあるし、あるいは重大な怪我から復帰させる為の措置みたいな設定もあり得る。

狂三を散々殺すような生き方は真那の心を摩耗してそうでもあり心配な所。にしても、外国でも精霊が出現する以上、闘争とか技術開発は世界規模とも言えるのか。

狂三に関しては、古風な喋り方と親しみやすさ、パンツ系の際どい発言をしても対応してくれる懐の深さがありました。と言っても、底の知れなさの方が大きかったですが。

士道を求めているようでしたが、具体的にどうするつもりかは不明。というか、何故人を殺すのか動機も未だ分からずでした。

時間を操る能力だからこそ、狂三は殺されてもいくらでもスペアがいるという感じでしょうか。司令塔というか本体がいそうな雰囲気もありましたが。

そういや、亜衣麻衣美衣の3人が出てきましたが、ひくわーって言ってなかったな??

今回のbest words

はっ、もしや清蒸? (p.193 十香)

→主人公に胃を掴まれてる系ヒロイン。ブラジャーの存在も今回初めて学んだ模様

あとがき

「琴」という漢字、確かにピエロっぽく見えてきた笑。

ジゴロってきょうび聞かねぇな…。