ロウきゅーぶ!⑬ 感想

2013.7

 

今回は、ロウきゅーぶ!13巻です。

硯谷女学園戦の後半と、今後のあれこれについてでした。シリーズとしては、14巻15巻と続くので身構えていませんでしたが、実は今回で本編完結のようです。

あらすじ

硯谷女学園に対して7点のリードを奪っていた慧心女バス。しかし、玲那との衝突により真帆が負傷。かげつ、ミミ、雅美を投入していくも、みるみる差は縮んでいく。

一転、敵チームの未有は前回の対戦のようなムラッ気は鳴りを潜め、伸び伸びとプレーをしていく。全力をぶつけ合う戦いの行方は、延長線に縺れ込むのだった。

感想

前回、愛莉辺りが怪我するんじゃないかなーと予想していましたが、まさか本当に負傷者が出るとはびっくりしました。真帆でしたけど。

そんな事もあって、試合は五分五分の展開となり、まさかの延長線へ。最後、紗季がリベンジでシュートを決める演出は熱かったですね。因みに、真帆は少し休んだ後に復帰してたので良かったです。

流石に智花たちが勝つのかなーという風に心積もりをしていましたが、結果は僅差の敗北。何となく、これまで何の接点もないチームとこれから対戦する感じも想像出来なかったのもありましたけども、そうなるかぁってなりました。

その後の硯谷は快進撃を続け、全国も制覇した模様。初恵さんが今年の硯谷を最弱か最強かみたいに評していたのが奇しくも的を射ていたという。慧心に負けてたら最弱だった訳ですし、逆に言えば慧心は既に全国レベルだったとも言えますね。

この大会が小学生最後の大会、みたいな描写が少なかったのが少し気になりましたが、これにて智花たちは引退。とは言え、一貫校なので中学でも変わらず5人とも続けていくようで。

大会後は、それぞれ動き出した点も多数ありました。小4の3人が入部希望で来てたり、昴がコーチから退く代わりに、ミホ姉がバスケを始め出したり。

5年生たちが怜那らとの再戦する未来もあるんだろうなぁ。そういや、怜那が雅美に謝りに来たシーンは良かったですねぇ。

そして何と言っても、智花らの話が一段落したから次は昴たち!と思いきや、本編終了と言われて、えぇ…って感じ。嘉堂定という銀河の時代の顧問が昴を観にくるというイベントもあったんですが。

とは言え、葵が女バスに入りながら、男バスのマネージャーを始めたり、一成の署名によって男バスの停部が明けそうだったり、柿園や御庄寺が智花らに感化されてバスケを再開したり。

にしても、葵って何で女バスに入ってなかったんだっけな…。

今回のbest words

ほ、本当によく似合ってるよ。だからこそ、少し勿体ないかな。ウチに着いたとたん、いきなり全部脱いでもらうのは (p.257 昴)

あとがき

そういや、初期に昴と智花は自転車2人乗りしてたなぁ。

葵がモテるきっかけになったとされる?学園祭とかは未消化なので、どっかで収録されるかな?