今回は、ロウきゅーぶ!11巻です。
昴の誕生日と、前回の続きで風雅さん主催のバスケ大会の回でした。本当に、慧心女バスのメンバーが揃ってきてるんだなぁ…としみじみ。
あらすじ
昴の誕生パーティに際して、昴は教え子達に手作りのプレゼントが良いと伝える。すると、真帆、愛莉、ひなたは手作りで料理を、智花と紗季はそれぞれ手編みのマフラーと手袋を用意していた。
迎えた真帆の父が主催のバスケ大会。慧心の5年生女バスも参加し、大会前に6年生が勝てば5年生にも練習に参加して貰うという約束を交わすのだった。
感想
前述の通り、今回は昴の誕生日会とバスケ大会の2本立てでした。
真帆らの用意した手料理は、智花のリサーチで昴が麺類が好きだという事で饂飩。まさか、それぞれが捏ねるシーンを官能的に見せるとは…笑。
というか薄々思ってたけど、実際の昴はロリコンじゃないように思えて、心の中での発言が結構際どい事が多い気がするのちょっと笑えますね。
智花の作ったマフラーはお揃いにしようとしていて微笑ましかった一方で、紗季がみんなに提案していた内容は伏せられたままだったのは、次回以降の伏線でしょうか。余った毛糸で何か共通のものを作るとか?
そして、メインのバスケ大会では、5年生との再戦がありました。これがかなり戦力が拮抗していて、こんなに鍔迫り合いというか、実力伯仲にしなくても…と思いました。まぁ駆け引きも面白かったですが。
加えて、最終的にこの5人も智花たちに合流する事で、本戦に出場するという展開になっていきそうなので、戦力差があり過ぎても今後書きづらいという意味合いもあったのかなと思いました。葵の指導が良かったとも言えるけど、そもそも1学年違うからね。
そして、決勝では硯谷のサブメンバーとの激突となりましたが、こっちは先の5年生ほどの苦戦はなく、無事優勝となってました。
ここでは、高身長がネックで体操から鞍替えして来た都大路綾という選手が登場し、高身長の先達である愛莉が手本となっていたのは、愛莉の成長を感じざるを得なかったですね。
それから、ラストで出てきた硯谷の隠し玉である5年生。背が低いにも関わらず竹中姉妹をボコボコにした逸材が出て来て、本戦で硯谷と戦う事になるんだろうな〜と予感させました。因みに、麻奈佳先輩も手術明けで登場していて、より硯谷への接点を感じさせました。
あとは、大会を通じて地味に女バスメンバーの両親の登場もありました。みんな昴を婿にさせようと画策していて、うん、恵まれてるなぁ。
愛莉のお母さんはおっ…がでかいらしいのと、真帆のお母さんは真帆には似てないけど、メイド服だったり。風雅さんの趣味だとかで。
今回のbest words
すごく良いよ、葵。まったく、今治タオルは最高だぜ (p.56 昴)
→実はタオルマニアな昴から出た渾身の一言。これぞセルフパロディ(3P!の方でも使用されていた)。
あとがき
ビールかけからの、智花の酔いのせい?での大胆さはお決まりでした。
5vs5で練習出来るようになれば、また智花たちの成長スピードも上がっていきそう!