今回は、SAO28巻です。
最新刊が出たという事で読みましたが、前回が1年8ヶ月前…覚えてる訳ないじゃん…。いつも通り書く方も凄いよねという話にもなります。
UWが多めで物騒な感じでしたが、最後にはURとの関連性も。
あらすじ
キリトはエオラインの窮地に駆けつけるも、エオラインはトーコウガ・イスタルに誘拐されてしまう。一方、皇帝アグマールの攻撃に対し、緊急コードの発令によりセントラル・カセドラルは上空3万メートルまで上昇、ブラックロータス02へとドッキングを果たす。
ユナイタル・リングでは第二階層での拠点作りが急務の課題となっていた。シリカとリズベットはラスナリオからの補給路を模索、キリトはアポデ組との融和に動く。
感想
かなり複雑になってきて、それぞれのあらすじ作って欲しいな〜なんて思いました。熱い惹きつける文章なんかはそのままなんですが、如何せん情報を詰め込み過ぎかなと。
次回に向けて備忘録として今回起こった事を纏めておくと、
①イスタルはエオラインの誘拐に成功するも目的は不明?
②皇帝アグマールは凍結した整合騎士を屠る為にセントラル・カセドラルを奇襲
③セントラル・カセドラルは宇宙空間に退避するもまだ戦闘は継続?
④アリス、イーディス・シンセシス・テンと対面
⑤アスナ、アルゴの誘いでミトと再会
⑥ユナイタル・リングは拠点の確保や共闘に向けて少し前進
こんな所でしょうか。以下でそれぞれ詳しく補足をしていきます。
①について、キリトの駆けつけも虚しくエオラインはイスタルの手に。皇帝の乗っている機竜のプリンキピアもそうですが、ミニオンとかもキリトが王だった頃の記憶がないばかりに、こっちが向こうの技術の進歩に追いつけてないのかなーと思いました。
にしても、何でこんなにUWが騒々しくなっちゃってるかなーという感じなんですが、最後にイスタルの仲間としてムタシーナが出て来た事で、ユナイタル・リングとの関係性も気になってくる所でした。
そう言えば、エオラインの正体はまだ判然としないものの、少し出自も明かされました。養子という話は以前も出ていた気がしますが、ベルクーリの末裔の家系に引き取られ、兄に嫉妬されながらも、才能のあった姉に指導されたとか。
②については、あんまし侵攻理由がパッとしないので(忘れてるだけ?)、何か攻撃されてるーって感じ。対抗手段も乏しかったのでもどかしさもあり。
③は、びっくり展開でした。あの規模の建物を飛ばすとか無茶苦茶ですね笑。そんでもって、意味ありげなブラックロータスという名前、気になります。というか、もうこれゲームの世界観飛び越えちゃってる…。
④は、逆輸入その1というの加えて、本編でも出ていなかった若い番号の整合騎士の登場でした。今回は1人だけでしたが、セルカが頑張れば今後もう少し戦力が復活するんでしょうか。
⑤は、そもそもアルゴの帆坂朋って本名自体あんまり聞き覚え無かったです。そして、逆輸入その2という事で、ミトこと兎沢深澄の登場。
アシュレイという凄腕の裁縫師として、SAOでは頑張っていたという設定になり、小説の方ではネペントの件は無かったことになっている模様。とりあえず、アスナにSAOというゲームを知らせる原因になったというのは残ってると。
あとは、アルゴが探すラフコフのメンバーと見られるメンソールというNNの人物も伏線として残りました。頭脳派だとしたら厄介そう。
⑥に関しては、派手な動きは無かったです。出て来る名前も多くて、誰だっけ?となる事が頻発しました…。色々組み合わせて物を作ったりしていく様子は面白いので、のんびりした展開も見たいですが、攻略が早い者勝ちみたいな設定にはなってるから難しいか。
ジップライン、成功なるか。
今回のbest words
ミト……ルナ女に復学したんだね (p.184 アスナ)
→地味に、アスナがルナ女だったの知らなかった…。
あとがき
大体筆者あとがきで触れられていましたが、逆輸入でミトとイーディスが出てきたのは、満を辞してという感じなんでしょうね。細部の設定に矛盾はあるものの。
STLPめっちゃ便利じゃん。