2026.1 今回は、理学部シリーズ3巻です。 まずは、このラノ2026において新作文庫3位おめでとうございます! 自分も好きなシリーズだったので、順当に評価された事を嬉しく思います。 3巻は天才らのオリエンテーションと見せかけての、2巻から地続きの悪役の…
2025.11 今回は、あなた様の魔術はすでに解けております2巻です。 魔術×倒叙ミステリ形式で、黒幕との行き詰まるやり取り&小刻みな事件を取り扱う本作ですが、2巻ではフォーベス家に纏わる地続きな事件が3つと、黒魔術師バーナビーとの再びの邂逅もあり、そ…
2025.10 今回は、フロスト・クラックです。 時雨沢恵一さんの新作(とは言え執筆の合間にチマチマ書かれていたらしい)。時系列の入れ替えもありますが、推理ものというか読むと少し役立つ知識が身につくかも?な本というか。 特筆すべきは対話体小説と呼ばれ…
2025.2 今回は、セカスキ2巻です。 1巻でギミックとしては完結していたので、2巻が出るとは考えもしていませんでしたが、推理作家としてデビューした燈真が直面するミステリ的な展開となっていて、こちらも楽しんで読めました。 少ないミステリ遍歴の中で似…
2023.5 今回は、『世界でいちばん透きとおった物語』です。 刊行が2023年なので少し前ですが話題になっていた作品。杉井光さんと言えば電撃文庫を中心としたラノベ作家のイメージでしたが、こちらは一般文芸寄りの物語。 表題の作中作の遺稿を探す中で、父で…
2024.4 今回は、小市民シリーズ6巻です。 一応の最終巻という位置付けではありますが、シリーズ最長のページ数にして、内容はそこそこ暗く本当に最終巻か??という感じでした。が、最後の小佐内さんの言葉に集約されていて、報われました。 また、小鳩と小…
2020.1 今回は、小市民シリーズ5巻です。 11年ぶりのシリーズ続刊とは言え、4編のうち最初の3つは2016〜2018年に雑誌掲載されていたもののようです。 季節が入らないタイトルながら、構成はこれまでと同一であり、最初の事件で出会った古城秋桜さんが最後ま…
2009.3 今回は、小市民シリーズ4巻です。 解決編という事で、終盤までは多少の中弛み感もあったものの、結末は腑に落ちるものであり、読後の満足度は高かったです! 元鞘ですか、良かったですね。 あらすじ 健吾が新聞部から退き、瓜野が部長となった。徐々…
2009.2 今回は、小市民シリーズ3巻です。 上下巻という事ですが、本当に良い所で終わるなぁ…笑。全然事件の全貌が見えていないので、間髪を容れずに下巻を読みたい! 小鳩と小佐内さんが別離して、即座にお互いに彼氏彼女が出来るという予想外の展開。お互い…
2006.4 今回は、小市民シリーズ2巻です。 1個1個の話はそれほどでもなかったように思いますが、終盤にかけて点と点が繋がって大きな事件に向かっていく感じは面白く、一冊を通して満足感がありました。 にしても、小鳩も小佐内さんも小市民やる気ないだろ!…
2004.12 今回は、小市民シリーズ1巻です。 まず、小市民とは何なのかを論じなければいけないのかも知れませんが、近い意味で言えば慎ましく生きようという事なのだと思います。 自分にとっての米澤穂信作品との出会いは、氷菓のアニメ→原作小説であり、小市…