今回は、このすばスピンオフ3巻です。
アクセルの街に着いてから、如何にしてめぐみんがカズマ達に声を掛けに行ったかまでが描かれてました。ホーストも再登場。
ゆんゆん勇気を出してれば、めぐみんと同じパーティの世界線もあったのでは…笑。
あらすじ
アクセルの街にやって来ためぐみんとゆんゆんは、早速冒険者登録を済ましパーティを組む相手を模索する。何組かとクエストに赴くも爆裂魔法はクエストに合わず、一方のめぐみんは他人に声を掛ける段階で躓いていた。
仕方なく2人でパーティを組んで出向いた先で、上級悪魔ホーストに出会してしまう。ホーストもウォルバクを探しているようで…。
感想
めぐみんもゆんゆんもパーティ加入にかなり難儀してましたねぇ。めぐみんは爆裂魔法一発しか撃てないから仕方ないとして(ただでさえ始まりの街では弱いモンスターが多い)、ゆんゆんは器用さでは類い稀ながら、持ち前のコミュ障で仲間を作れず。
ゆんゆんも中級魔法を流れで取る事になってしまいましたが、上級魔法を使えていたら引っ張りだこだっただろうに。それでも余りある才能なんですが、オジサンとかに騙されそうになるチョロさや不憫さがゆんゆんらしかったです。
デュラハン戦に至るまで、裏側ではホーストが出ていたのは驚きでした。
結果として、めぐみんを出し抜いてパーティメンバーを誘って戦場に向かっためぐみんは、魔道具を駆使して善戦しながらも、最後はめぐみんの爆裂魔法が決まり手でした。
ただ、ホーストは死んだ訳ではなく残機が減ったという言い方をしてたので、まだ出番はありそうです。似てるとは言ってたものの、めぐみんをこめっこの姉とは認識してないっぽい。
にしても、ゆんゆんとあんな別れ方しながらちゃんと決着つけてないめぐみんが、優しいんだか酷いんだか。
今回のbest words
あなたは、私の一番大事な友達だから。あの作戦じゃ負けるって分かってるのに、そのまま行かせられない。だから…… (p.219 ゆんゆん)
→めぐみんが狸寝入りして全部聞いてたの面白い。
あとがき
セシリーもちょいちょいめぐみんに構ってましたが、威厳のなさはアクシズ教譲りか。
アクアが土木工事やってた初期の適材適所じゃなさが凄い。