心和のラノベ感想

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新約とある魔術の禁書目録13 感想

新約とある魔術の禁書目録13


今回は、新約とある13巻です。

帯のセリフが好きなんですけど、今回は美琴を電動補助のチャリの後ろに乗せて僧正の追尾を躱していく話でした笑。

新約が始まった当初は魔神が出てくるとは考えてもいなかったし、ましてや魔人が何人も出てくるとは思わなかったし、今巻の最後ではその流れを断ち切る動きもありました。

あらすじ

ラブレターにテンションが上がる上条。しかし、待っていたのは魔神の僧正であった。真のグレムリンというのは、魔神同士のリソースの奪い合いのすり合わせの場であり、上条に魔神のもたらす歪みを制御する鞘、採点者としての役割を要求する。

その提案を断った上条は、美琴を巻き込みながらアクロバイクで僧正の攻撃から避難していく。

感想

今回は、弱体化しているとは言えやはり魔神の力を見せた僧正との激突でした。そこに、美琴が入って、でも上条と魔神の戦いの中で自分がお荷物となっていて、悩む美琴もポイントでしたね。

僧正は即身仏を基点としていて、土と泥を操り対象が地面に接していれば場所も探知出来るという能力を持っていました。最終的には、彗星へと打ち上げられて木原脳幹によってトドメを刺された訳ですが、何となく造形と喋り方のギャップとか、何やっても死なない僧正に途中からコミカルさがありましたし、語る内容から別に悪い奴ではないのでは?と思ってしまいますけど…。

そして、次は娘々やらネフテュスとの戦いにシフトしていくのかと思いきや、新たに『理想送り』の上里翔流なる人物が現れて、あっさりと魔神を退治してしまうという笑。これで、逆にまたオティヌスの時のようにネフテュスが守られる側になるんですかねー。

今回のbest words

うほほーい☆ (p.296 僧正)

あとがき

僧正は憎めないキャラだったんですけど、手を組んでたらそれはそれでおっかないのかなー。そして、上里というキャラが敵なのか味方なのか、どういう風に話の舵を切るのか予想がつかない!

右方のフィアンマまさかの出落ち笑。