今回は、三角の距離4巻です。
修学旅行回でした。表紙は、『生駒山上遊園地』という実在する遊園地が背景になっているようです。
あらすじ
文化祭を経て、四季は秋玻から別れを切り出されたことに加え、霧香に自分の根幹を揺るがす言葉を投げかけられたことで、心ここに在らずとなっていた。
修学旅行の時期となり、春珂はこれをきっかけに、「矢野くんを元に戻そう作戦」を秋玻に持ちかけるのだった。
感想
丸々1巻が修学旅行に当てられていて、この非日常感だとか、平和に過ぎ去っていく青春の1ページみたいなところは、やっぱり良いなと思いました。
一方で、あまり尖った面々がいないので、少し退屈な部分もあったかなとも思います。その分、須藤さんが張り切ってルートを考えていて頑張っていたと思いますが笑。あと、水瀬パパも良いキャラしてる。
今回は、秋玻・春珂視点が多かったのと、積極的なアプローチがありながらも、打てど響かずな四季にモヤモヤする展開も多かったです。それと、細野が羨ましい…。
旅行先は、大阪京都奈良でした。梅田ダンジョン、哲学の道、三十三間堂、奈良公園etc…。でも、個人的に1番気になったのは激辛ラーメンでした笑。
本筋としては、秋玻と父の思い出の場所での、自分達を頼ってもらう事で、四季に必要とされるという取引と、秋玻と春珂の交代ペースが30分で固定化されつつあることがありました。
ますます泥沼化していきそうですが、ひとまず四季の上の空状態は改善されそうかなぁ。そして、春珂にもチャンスが出てきたという展開になりましたね。そういや、秋玻が別れを切り出すシーンなんて、妹に負い目を感じていたふたきれの琉実にそっくりですよね笑。
あとがき
実は、omochiさんも四季を狙ってそうな気もするんですけどねー、でもしっかり外に出てて偉いぞ。
小暮さんと混浴したいー(棒読み)
2022.7.30