心和のラノベ感想

1ヶ月15冊読了目標!

三角の距離は限りないゼロ2 感想

三角の距離は限りないゼロ2


今回は、三角の距離は限りないゼロ2巻です。

表紙絵は、秋玻なのかなー、春珂なのかなーと思うんですが、内容からすると春珂なのではと勘繰ってしまいます。

あのゲームはマリ○カートかな?

あらすじ

四季のキャラ作り止め宣言と、秋玻の二重人格の告白は、多少の動揺はありながらも、親友の須藤、修司を中心に受け入れられていた。

「__告られた」「昨日、修司に告られた」

須藤は、10年来の付き合いのある修司に告白されたという。同性異性問わず愛想が良く、イケメンな修司からの告白に、四季は応援するのだが、須藤は回答を保留することに。

感想

今回も面白かったです。秋玻の四季への積極的なアプローチがとても良かった一方で、メインは4人グループの内の須藤と修司の恋愛模様。…に見せかけた春珂の心情の変化、でした。

本当、須藤の件を主題に取り扱いつつ、秋玻とのイチャイチャを挟んでみたいな展開、といったその上をいく、寧ろ踏み台にして春珂の四季への告白というビッグイベント回となりました。

途中何となく、須藤の好きな人って四季なんじゃないかと薄々気付いていました。1巻に、四季と須藤の告白シーンのフリをお巫山戯でやっている場面もありましたし。

ただ、須藤が四季を好きなんだとすると、4人グループどうなってしまうん?という気持ちもあったので、次回どうなるんだろう…。修司くんモテるから大丈夫かな?

今回の須藤の一件が春珂に与えたものは、自分を偽らないことだったと思います。と同時に、四季にとっても、自分を飾る自分も好きという須藤の発言には考えさせられる部分があったのではと思います。

交換日記の見開きす|きは破壊力ありますねー。春珂には残された時間しかないので、自分の気持ちを偽らず行動して欲しいという事なんですが、遂にライバルヒロインがもう1人の僕展開かー。こう考えると、記憶を共有していないという設定もいじらしいですね。

勿論、今回で秋玻は正式に四季と付き合い始めたので、逆に春珂が別の人を好きになってしまうと浮気みたいになりますけど笑。身体は共有なので。

そして、1巻の観覧車のシーンで既に春珂は、四季に恋をしていたのではとも思う訳です。それをここまで我慢してきて。それに秋玻は気付いていたからこそ四季へのアプローチも積極的になっていたと。

それと、細かいところですが、四季も同席の場面で秋玻が修司を褒めた際に、カウンター下で手を摘んでくるの可愛い過ぎません??

あらすじ

失恋ラーメン少女の伊津佳ちゃんの恋がいつか成就しますように。

シンプルに映画を観れない秋玻と春珂が不憫です…

刻一刻と削れていく時間の中で、奪い愛の行方は果たして…。

2022.7.18