今回は、スパイ教室短編集2巻です。
感想
caseアネット
レストランでアルバイトを始めたアネットの話。アネットは変人だけれども、スペックが高い事が分かる。ちゃっかり麻薬密売の事件も解決。
caseティア
ティアの話というより、サラが主役回。話の流れとしてはよくある感じですが、サラの純朴さと自己肯定感の低さが同情を誘います。ティアの提案した解決策は、政宗くんのリベンジ的(おさまけ的?)な方法でした笑。
ひっそり『白蜘蛛』さん登場してました。
caseエルナ
不可能任務に向かう途中の船で起きた、ギャグみたいな話。狂信者の恐ろしさというか向こう見ずさが分かります。
大悪女リリリンに続いて、大導師エルーナ誕生笑。
caseリリィ
紫蟻戦の裏側でのリリィの奮闘模様。こちらはギャグ恋愛要素皆無の、本当にリリィが頑張っていた話。
あとは、ティアが紅炉に救われた際に、その場にクラウスがいたことが判明したのと、『灯』メンバー誕生日の発表という感じ。
あとがき
本編で描かれない仄々だったり裏側が見られるのが短編集の良いところですね。どれも面白かったです。
次の『鳳』の短編もクセが強そうで楽しみです。
2022.5.29