今回は、公務員、中田忍の悪徳3です。
3巻目にして、新種のエルフ登場か⁈という触れ込みですが、当のアリエルが何者かまだ分かってないし…と思いながら読みました。
にしても、毎回そこそこ分厚めですね。今回は400ページ弱。物語が進展しているかは微妙なとこですが、巻を追うごとに面白くなってるのは確かだと思います(まぁ、1巻の突拍子のなさも良かったですが)。
あらすじ
「お前が、二人目の異世界エルフだな」
真夜中の公園。忍の家周辺で、魔法陣のような落書きが連続して発見される中、遂に見つけた女エルフの姿をした人物に、忍は声を掛ける。
しかし、声を掛けられたエルフと思しき姿態は、日本語を喋る一般女子で…。
感想
今回の新キャラが、御原環という女子高生。ラブコメチックな部分が見え隠れしましたが、それは我らが中田忍。全くそっちルートにはいかずという。
本の帯を見た時に、新種のエルフが出てくるんだろうなーと呆然と思ったものの、環はコスプレ女というか、エルフに会いたい系女子高生でしたと。
なので、結果的には中田忍の悪徳に加担するメンバーが増えたというのが今回の帰結であって、アリエルについてはまだ謎のままという。それでも、研究者気質の環が加わったことで、今後より調査が捗っていきそうな気もします。
大きかったのは、義光がアリエルの前に出られるようになったことじゃないかなぁ笑。義光食糞被疑事件が解消されたということで。
ただ、いずれかはアリエル以外のエルフは出てきそうな気はします。そもそも、環が見つけたエルフの服は本当にアリエルの私物だったのかも不明ですし。
アリエルのポンポンかわいい。
そして、コナン君式命名法は笑いました。
あとがき
ラストは、色々謎に包まれたまま終わりました。誰がパスポートを用意したのか、パスポートで海外渡航してしまうのか。
メンバーが1人加わって次回どうなっていくのか、また楽しみに待ちたいと思います。
(意外とアリエルパーカー欲しいかも…?)
2022.5.5