心和のラノベ感想

1ヶ月15冊読了目標!

義妹生活5 感想

義妹生活5


今回は、義妹生活5巻です。

前回で、お互いの恋愛感情を伝え合った2人、最終巻も間近かと思いましたがこれからも物語は続いていくようです。

前巻に続いて、浅村目線で1日を終えた後に、綾瀬さん目線で1日をもう1度繰り返す形式で、この時どんな心情だったのか答えを予想しながら読めました。

あらすじ

兄妹でいることはそこまで隠さず、かと言って人前で馴れ馴れしくするのは控えるスタンスに変わった2人。

奈良坂さんの誕生日プレゼントを買う名目でのデートや、ハロウィンが近づく中でハロウィンの魔力にあてられた2人は…。

感想

5巻までやって来た義妹生活ですが、ゆっくりと言いながらも、大分2人の関係性も進んできました。イチャイチャするなと言いたい訳ではないんですが、何かラストのキスは少しモヤモヤしますね。

勢いがある作品ではあると思うので、終わり時を模索しているのかなとは感じますが、引き伸ばせば良いものでもないというか。

今回の奈良坂さんは、めちゃくちゃファインプレーでしたね。綾瀬さんにデートの名目を作らせたり、不用意な面を見せるとかアドバイスしたり。

綾瀬さんパートで、自信なさげにしている綾瀬さんは可愛いです。どれも思い過ごしばかりですが。

デートについては、奇を衒わず意外と樸で良い一方で、いつもより着飾ったりのアピールが相手にとっては嬉しいと。

総括としては、文化祭とかハロウィンとかイベント事がありながら、ラブコメ要素が中々起きないのが義妹生活の現実主義らしさではありつつ、少し物足りないなーと感じた5巻でした。

そういえば、「確かに確認しました!」ってのがおかしいという話がありましたが、間違いではない気がするなぁ。確(しっか)り認めたという事で。

あとがき

ここにきて、メイン2人以外のキャラの掘り下げが微妙かなと思い始めました。勿論、浅村と綾瀬さんが1番大事なんですが、それにしても少し薄い気がします。

次なるイベントとしては、クリスマスや年越し、初詣、新学期などでしょうか。

2022.4.28