今回は、がのラブ1巻です。
毎度思うんですが、ラノベタイトルの略称って誰が考えているんでしょうか…？がのラブ、響きが良いですね。意外と、タイトルの平仮名の部分を上手く使ってる愛称が多い気がします。
さて、このがのラブですが、ラノベとしては珍しい婚活系ラブコメになっています。主人公の年齢も20代半ば〜後半といったところだと思われます。
あらすじ
婚活パーティーで出会った水無月結衣は、美人で一目置かれる存在でありながら、結婚についてや相手について満足した答えが出ていないように側からは見えていた。
白城縁太郎は、白城結婚相談所の跡継ぎで仲人。そこには、エロ漫画家の牡丹、貧乏で逆玉の輿を狙うカレン、お母さん属性のまひるなど個性的な会員が在籍していた。
縁太郎は、結衣の婚活を良いものとするため奔走していく。
感想
冒頭でも書きましたが、ラノベとしては珍しい題材だと思いました。ただ、1巻としては、結衣が悩んだ末に、縁太郎の事務所の会員となるという明確なゴールまでが描かれはしましたが、少しごちゃごちゃしたのかなという気がしました。
それと、設定にも無理があるというか、強引なところが見受けられたという印象でした。黒峰マリッジプランナーがもっとまともであって欲しいし、盗撮を平然とお宅もしてるでしょ？だから問題ないみたいな理屈で片付けられたのも腑に落ちなかったですね…。ラノベらしい軽さと言えばそれまでですが。
結衣父、娘に婚活させたいならもっとちゃんとしたとこ選ぼうな…。
ただ、ラストの例の証明書のオチは良かったです。こういう伏線回収は話の流れの中で、読了感としては良いものになると思います。あと、あとがきも面白かったです。生みの苦労でしょうね。
仲人という仕事、この話を読んでいる限りでは、めちゃくちゃ役得感ありますね。これでお金貰って良いの？って感じです。
あとは、男が女子高生好きと言ったらアレですが、大人の女性なら……。やはり変態の謗りは免れないか…。
カレンの喋り方誰かに似てるなーと思ったんですが、リゼロのフレデリカですかね笑。
あとがき
うーん…、1巻読んだ感じだと次の巻は買わないかもと思ってしまうんですが、既刊は持ってますし今月発売の最終6巻までに読み進めたいなぁということで、続けて読んでいこうと思います。
徐々に面白くなっていくパターンだと良いなぁ。でも、仲人という立場上誰とラブコメするのん？会員さんしかいないでしょうが…。
2022.4.14
