今回は、小悪魔ティーリと救世主⁉︎5巻です。
天使と悪魔の事情や、ティーリが人間界に送り込まれた理由など重要な事実が開示されていく一方で、今までの同居生活にも変化が訪れる…というラストに向けての回でした。
あらすじ
魔将メフィストによって、地獄に拉致された聡一郎は、メフィストの父である地獄王に認められる形で、人間界に戻れることに。そこで、戦争の話やティーリについての話を聞く。
聡一郎のいない間、エリーゼは聡一郎のこと、天国に戻る件でリズと喧嘩をしてしまう。
戻ってきた聡一郎は、エリーゼらの安全のため天国に戻るよう厳しめに諭すが…。
感想
今作で初めて「救世主」という言葉が使用された?と思います。救世主=聡一郎であり、聡一郎が魔将になるか大天使となるか如何で、天使と悪魔の戦争勃発の原因となるという話でした。
魔将と大天使は呪いによって、人間界に憑依以外ではいられない訳で、聡一郎がどちらかになった場合その拮抗が崩れると。
ただ、まぁ地獄王は意外と平和を望んでいるようで、聡一郎が人間でいることを選ぶなら問題なかったと。にしても、聡一郎は本当に強力な力は持ってないんでしょうかね。
地獄王ですが、前々回辺りにフォーチュンが言及してました。そういや最近フォーチュン見かけない笑。あとは、地獄王が全然悪魔悪魔してないな。
何にせよ天使だろうが悪魔だろうが人間だろうが、良い奴もいれば悪い奴もいるって話かな。ティーリも大分更生してて微笑ましいです。
今まで色々あったけれど、終盤のティーリやエリーゼとのやり取りは感慨深いものがありました。大切だからこそ遠ざけたり、辛く当たったりする様子はくるものがあります。
ルシオンのパンティの件は笑いました。
あとがき
男女の入浴の順番について、2パターンありますよね。男が先だと後が汚いから嫌パターンと、あたしのだし汁で変な事考えてるんじゃないの?パターンと。
さてさて、次回は最終巻となりそうです。大団円としては、やはりティーゼとエリーゼと暮らしていくことでしょうか…。
2022.3.17