心和のラノベ感想

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ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編6 感想

ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編6


今回は、よう実2年生編6巻です。

まずは、何と言ってもアニメ2期決定おめでとうございます!よう実は人気作なので、いづれかは…と思っていましたが時間かかりましたね。

僕も、アニメから入って原作を集めだしたので、これを機にまた多くの人によう実が広まれば良いなと思います。

あらすじ

愛理の退学という結果で幕を閉じた満場一致特別試験。その影響は堀北のクラスで色濃く残っていた。その中でも顕著なのは、櫛田、みーちゃん、波瑠加の欠席であり、それは1週間も続いていた。堀北をはじめ、各々が3人を説得していく。

一方で、体育祭が近付く。今回は、団体競技もあるものの、概ね個人の技倆に重きが置かれる形のシステムとなっていた。各々が戦略を立てる中、堀北は龍園に接触を図る。

感想

今回は気を衒ったことはなく、ストレートに事が進むというか、寧ろ堀北のクラスにとってはトントン拍子で、逆に拍子抜けな感じでした。なので、逆にこの後が怖い感じがしますね。

そして、表紙は須藤と小野寺さん?ですかね。この2人は、体育祭で大活躍でした。鈴音一択の須藤ですが、小野寺さん実は結構、須藤のことを意識してそうですね。

それにしても、須藤はよう実で1番成長しているキャラクターなんじゃないかと思います。アニメ1期の頃は、お荷物感しかなかったのに。不得意な勉強も上昇傾向で、今回の一件でキレやすい性格も直ったら、普通に優秀なスポーツマンですよね。あとは、堀北以外の周りも見られるようになると…。

宝泉は何やってるんだろうなー。今の須藤との対比みたいな役割なのかな?

堀北も勿論成長していて、龍園相手にも臆せず交渉していたのは凄かったです。結局、櫛田を残す選択は間違いではなかったのだろうと思います。というより、間違いでなくさせる為にしっかり行動できていたというか。また、伊吹とはいえ、人を頼ることの重要性も理解したのではと思います。

とは言え、最後の綾小路の言葉はどうなんでしょうね。出藍の誉れをさせないつもりか。自分で育てた相手をただ倒したいのか、あるいは大番狂わせして欲しいのか。どれもホワイトルームを見返すという目的と合致しない気がする…。

そして、今回も軽井沢さん可愛いかったですね(主人公が第1ヒロインに見える堀北と全然恋愛要素ないのも面白いですが笑)。可愛いしかないんですが、いつ綾小路に切られるのかもヒヤヒヤします。終盤の坂柳との一件が引き金にならなければ良いですが…。

そういえば、みーちゃんが綾小路に電話したタイミングってどうだったんでしょうね。挿絵の軽井沢の表情と、枕元に落ちていた髪という情報を加味(髪だけに)すると、まさか一線を越えようとしていたのではと邪推してしまいます。

Bクラス出番なし!

あとがき

坂柳が試合を放棄出来るほど、まだAクラスとの差って開いてたんでしたっけね。

今回も色々伏線が張られていて、次回以降伏兵の動きにも注目したいところです。佐藤さんとか波瑠加の復讐とか、あとは南雲とかも。

次回は文化祭になるんでしょうか。

2022.3.6