心和のラノベ感想

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イリヤの空、UFOの夏その1 感想

イリヤの空、UFOの夏その1

 

最近はラノベを読むのに忙しいなーと思います。それもどうかと思いますが笑。そして、不思議なことに、晴れの日は何か損した気分に、雨の日は何か得した気分になります。これぞ晴耕雨読か。

みなさんはどんな読書ライフを過ごされているでしょうか。

さて今回は、イリヤの空、UFOの夏その1です。2001年の作品ながら、ラノベ好きの間ではよく話題に上るタイトルですね。

あらすじ

新聞部には、浅羽直之、ハイスペックな1学年上で部長の水前寺邦博、同学年の須藤晶穂の3人が所属していた。水前寺の鶴の一声によって、UFOの調査をすることになり、夏休みの大半を裏山の山籠りで消費。そして最終日、浅羽は学校のプールで佇む伊里野加奈に出会う。

感想

内容に入る前に、まず著者近影ですが、この時期の電撃文庫は本人の写真がしっかり使われているのも多いです。人は見かけによらない…ってのは良いお世話ですかね笑。

そして、口絵の絵は一昔前のエロゲー感が漂っていますが、今見ても普通に通用する可愛いイラストですね。映画のポスターっぽいデザインの章紹介も良きです。

さて内容ですが、正直言って全然分からない!シリーズは全4巻なので、徐々に理解出来ていくと良いなと絶賛思っている所です。

事実、イリヤが何者なのか、何故手首に金属の球体があるのか、榎本や椎名といったキャラの身分がどうか等々分からないことだらけですし…。加えて、意味分からない横文字を多発されてしまっては、珍紛漢紛になるのも止むを得ないのではと思います。主要キャラのほとんどが、底知れないというか人間離れしてるんだよなぁ…。

昔のノリとか、水前寺の喋り口調なんかは面白かったです。key作品的な勢いを感じました。

あとは、防空訓練の時の、ゲームする直之と教えるイリヤのシーンが何か官能的で印象に残りました。

先が全く読めない物語というのも中々珍しいですね。ラブコメなのか、新聞部とエージェント?らとのSFバトルなのか。

あとがき

少し話が逸れますが、UFOを信じるかという問いに対して、僕は中立の立場です。悪魔の証明みたいな話ですが、存在しないとも言い切れないので。

なんかこの辺りの件について、ハルヒとらドラ!で触れてた気がするので、また読み返したいなと思いつつ、そういう事するから積み本が減らないのだとも思いつつ。

2022.2.13