心和のラノベ感想

1ヶ月15冊読了目標!

ソードアート・オンライン15 感想

ソードアート・オンライン15


今回は、SAO15アリシゼーション・インベーディングです。最終負荷実験の始まりが近づき、ダークテリトリーの侵略が始まる序章の巻となっています。時折、現実を挟む所や多種族が出てくるのでワクワク感があって、面白くなってきたなぁという印象でした。

あらすじ

アドミニストレータ戦を終えたアリスを待ち受けていたのは、虚無感だった。キリトらが守った人界にも居場所はなく、そのキリトは精神がなく蛻の殻といった状態となっており、ルーリット村から少し離れた場所で細々と暮らしていた。

一方、オーシャンタートルを一部占拠した武装集団の頭首ガブリエルは、幼少期の経験から極上の魂を追い求めながら、任務に興じていた。強固なセキュリティにより八方塞がりと思われた所で、2名までダイブ出来ることを突き止め、ヴァサゴは暗黒騎士として、ガブリエルは皇帝ベクタとしてアンダー・ワールドに潜り込む。

刻一刻と東の大門の天命の減少が0に近づく中、アリスはキリトを連れて、整合騎士らが集まる戦場へと赴く。着々と準備を進めるダークテリトリー軍との決戦はもうすぐ先__

感想

今回の話は、アドミニストレータ戦後からダークテリトリーからの侵略開始直前までを描いた、言わば準備回というか繋ぎみたいな部分はありましたが、これから始まる大戦に向けて良いトスを上げた回だったなと思います。展開が面白いので読んで下さいとしか言えないです笑。ガブリエルの幼少期エピソードなんかもとても読み易いです。

今回からキリトは植物状態みたいな形になってしまいますが、いかにキリトがアンダーワールドに来て色んな人々の心を変えていったかが分かって、少しジーンときました。3主人公から、残ったのはアリスだけになってしまいましたが、甲斐甲斐しくキリトの世話をする様子は痛ましくも愛らしいです。

アリスの魂を得たらどうなるかとか、ワールド・エンド・オールターに辿り着いたらどうなるかとか、キリトの治療がどうなっているのかとか曖昧な所(理解力足りてないだけ?)を今後明らかにしていって欲しいなと思います。

にしても、今考えても意志の力でアドミニストレータという強敵を退けたキリト君凄いですね…。あとは、オーク族とかに生まれた事をフラクトライトが自覚した時どんな気持ちだったんでしょう…。

あとがき

次回はアスナが出てきそうなので期待したいと思います。生成エプロンアリスたん可愛い!

2022.1.26